勉強の進め方について
今回は勉強の進め方について書こうと思います。
まず、何よりも先にするべきことは、自分の受ける自治体をはっきり決めておくことです。
農学職ならば、大半の方は、国家総合職、国家一般職、地方上級を受験されると思います。
農学系で受験できるものが少く、すごく不安になると思いますが、勉強計画は立てやすく、勉強の質もあげられると思います。たまに、たくさん併願できる行政にチェンジしようとする人もいますが、併願数が増えてもそんなに合格率上がるとは思えません。また、行政系の勉強は農学系の勉強に比べてかなりきついと思います。さらに、仕事内容もまるっきり変わってくるので、農業系の仕事をしたいと思うなら、変えるべきではないと思います。
今回は、国家一般職を例に勉強計画の方法を書きたいと思います。
まずは、過去問を5年分くらい入手してください。大学のキャリアセンターや人事院から取り寄せることができます。
入手したら、なるべく最新の年の過去問を解いてください。注意点としては、試験本番だと思って、時間を計って、集中して望むことです。ある程度勉強してから過去問に望むのは、無駄な勉強をすることになるので、やめといたほうがいいと思います。
解き終わったら、下のリンクから合格ラインの点数が見れるので見比べてください。
http://www.jitsumu.co.jp/gokaku_navi/guide/ippan_d/pdf/ippan_d_18.pdf
特に教養の点数に着目してください。おそらく初めて解いた方も中学や高校で学んだ知識で10点以上は取れたと思います。農学は全然取れていなくて当たり前だと思います。全くもって気にする必要はないです。
教養は範囲が膨大でなかなか点数が伸びにくいのですが、農学は比較的すぐに点が伸びると思います。ちなみに私の友人は農学の点数を15点から3ヶ月で28点まで伸ばし、一次を通過しました。ですので、スー過去と国家一般職の過去問を5年分やり込めば、7割以上は取れるようになります!
civil-servant-agriculturejob.hatenablog.com
まずは教養で4.5〜5割、農学で7割を目指しましょう。
では、教養試験の対策を書いていきたいと思います。
国家一般職は一般知能(現代文、英文、数的処理、資料解釈)だけでなんと27点分もあります。なので、いかに一般知能で点を稼ぐかが重要になってきます。
現文と資料解釈は点を比較的取りやすく、両方で9点分もあります。高校時代、現代文の偏差値が40前半だった私が、国家総合職・一般職の本番でどちらも満点を取ることができたので、現代文は点の稼ぎどころです。現代文の具体的な勉強法は今度書きたいと思います。
実際に解いた過去問を見返して、何が取れて何が取れなかったかを確認してください。分析すれば、なんの科目を重点的に勉強しなければいけないかわかると思います。例えば、一日8時間勉強するとして、数的が3割しか取れていなかったから、2時間は数的に使おうといった感じです。
次回は、具体的な勉強計画の立て方について書こうと思います。
では