公務員試験対策のブログ

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面接対策について

今回は面接対策について書こうと思います。

 

私は現役のとき面接試験をナメていて、一次試験の結果が分かってから対策本の模範解答をインプットして、本番に臨んでいました。本番では覚えたことを話すことができ、やりきった気持ちでいっぱいになりました。しかし、合格発表当日、蓋を開けて見ると結果は、不合格でした。開示請求の結果、面接の点数が約4割しかなかったのです。

 

おそらく私のように面接の参考書の模範回答を丸暗記して面接に臨んでる人はかなり多くいると思います。これでは周りに差をつけられません。面接で一番大事なことは自分がどういう人間でどんな意思を持って公務員になりたいのかを伝えることです。伝えられるようにするには自己分析をじっくり行うことが重要です。

 

自己分析

当たり前ですが自分のことは自分がよく知っています。しかし、なんで今の大学を選んだのか、なんでその趣味が好きなのか、なんて真剣に考えたことはないと思います。こういったことを真剣に考えることが自己分析です。自分のことをよく理解しないままでは面接官に人間性を伝えることはできません。

 

自分史の作成

自分史とは自分の歴史を文章化することです。幼少期、中学、高校、大学の4ブロックに分類して、強烈に印象に残っているエピソード、失敗したこと、チャレンジしたことを箇条書きでもなんでもいいので書き出します。書き出してみることでアピールポイントや公務員を目指すきっかけになったことが見つかるかもしれません。自己PRのためにエピソードを思い出すのではなく、いいことも悪いこともとりあえず素直に書き出してみることが大事です。自分の個性が作られたのは意外なエピソードだったりするものです。

 

私自身の例ですと幼い頃に祖母と一緒に畑にいって畑で野菜の収穫や生き物を捕まえたりするのが遊びになっていました。実はこの幼い頃の経験から自然と農業や生物、食について興味・関心を持つきっかけになりました。私はこの幼い頃の経験が軸になって農業に関する仕事がしたいと思うようになったとわかりました。

 

誰でも生活の中で自然と軸が形成されていると思います。自分という人間が形成された軸を探すために自分史はすごく重要だと思います。軸がわかれば面接で自分の価値観を面接官に自然と伝えられるようになると思います。

 

 エピソード探しのコツ

自己分析は通学途中などの隙間時間に行うのがいいと思います。漠然と自己分析をするのではなく、自己分析をする前にはテーマを設定してください。テーマは「サークルでの自分」、「大学受験時代の自分」など、組織や時期を決めて自己分析していくのがいいと思います。私は徒歩で通学しているときに自己分析をして、携帯にメモってました。

 

来年度受験される方でまだ面接対策を何もしていないという人は通学時間だけでもいいので自己分析をしてください!面接で話せるネタが豊富になります。自分オリジナルのネタが増えれば面接に強いです。面接で同じような話をする受験生がかなり多いからです。

 

自己分析をすぐにでもはじめて面接試験も突破しましょう。