公務員試験対策のブログ

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現代文の勉強法

こんにちは

 

私自身、ものすごく現代文が苦手で高校時代は偏差値40前半をずっとさまよってましたが、公務員試験の勉強で現代文が得意になり、今年の国家総合職、国家一般職の試験では、なんと満点を取ることができました。文章を読み解く力は一生使っていく力になると思うので、試験以外でも役に立てるように、具体的な勉強法を書こうと思います。

 

現代文を得点源にするために必要な力

現代文の成績を上げるために必要な力は3つあると考えます。

 

1つ目は文章の内容を理解する力です。

 

公務員試験の場合、現代文にかけられる時間はおよそ、3〜5分ほどだと思います。短い時間で文章を読むため、現代文が苦手な人は、左から右に目を動かして、文章中に書いてあったような文章が含まれる選択肢を選ぶと思います。自分も最初はそうでした。内容把握の問題の場合は当たる可能性もあるとは思いますが、逆に要旨把握の問題の場合は間違え選択肢の場合が多いです。

 

筆者の考えはなんなのか、一般論と筆者論はなんなのかを把握できないと要旨把握の問題には太刀打ちできません。これらを把握するには、文章の内容を理解しなければいけないと思います。

 

2つ目は語彙力です。

 

語彙力は文章を理解する上で必要です。文章中には、例えば、「欺瞞」「アンチテーゼ」などと言った難しい語彙が散りばめてあり、たくさん出れば出るほど、文章の意味が掴めなくなり読むのが嫌になりと思います。その結果、読解の途中で立ち止まり時間がかかりすぎてしまったり、適当に解答してしまうといった事態になってしまいます。

 

3つ目は解答力です。

文章がスラスラ読めるようになったとしても、得点できなければ、意味がありません。

解答力は現代文の点数に直結するという点において最も重要な力だと思います。

 

 文章の内容を理解する力

この力をつけるにはズバリ同じ文章を何度も繰り返し読むことです。時間を気にせずに文章の内容を理解しようと常に意識しながら文章理解の過去問を読んでください。その文章に慣れてきたと思ったら、段落ごとに要約します。「この段落はAとBの対比について書かれていて筆者はBの意見だ」くらいの簡単な要約をして、段落ごとに整理してみてください。慣れないうちは、三日連続で同じ文章を読んでもいいので、毎日文章は読むようにしてください。

 

語彙力

語彙の習得にオススメの勉強法があります。それは、ボキャブラリーノートを作ることです。英語の勉強をしていて、わからない単語が出てきたらノートに英単語とその意味をまとめたりしますよね。それを現代文にも応用するのです。過去問以外にも新聞や読書、テレビを見ていてわからない語彙が出てきたら、その語彙と意味をノートにまとめてください。まとめるだけでなく、毎日の復習を欠かさずに行ってください。ちょっとウザがられるかもしれませんが覚えた語彙を親や友達と話す時に使っていくと語彙力が一気に向上すると思います。インプットだけでなくアウトプットも大事です。

 

解答力

解答力をつけるには、参考書の解説に書いてある、解答に至るまでのプロセスを自分でも再現できるようにすることです。おそらくほとんどの人は問題を解いて解説を読んで次に進んでいると思いますがこれでは、解答力は身につきません。問題を解いて、解説を読み込んだら、もう一度問題を解き直してください。解き直す際には、解説に書いてあったことを思い返しながら解いてください。ゴールはその問題を他人に完璧に解説できるようにすることです。

 

 

参考書

公務員試験 スピード解説 文章理解

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公務員試験 無敵の文章理解メソッド

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 この3冊のうち自分に合うものを買って、まずは、一冊を完璧になるようにやり込んでください。完璧になり時間に余裕があれば、もう一冊やってもいいと思います。ちなみに私はスピード解説しかやりませんでしたが、満点を取ることができました。

 

では頑張ってください!!