公務員試験対策のブログ

公務員を目指す全ての人に役立つ情報を発信します!

勉強計画の立て方について

こんにちは

 

更新が遅れてしまい申し訳御座いませんでした。

 

予告通り、今回は勉強計画の立て方の立て方について書こうと思います。

 

自分の実力を知る

計画を立てる前に、自分の実力がどれくらいで、試験に合格するにはあと何点取らなければいけないのかを明確にしておく必要があります。なので、教養試験と専門試験の過去問を解いてみてください。

 

civil-servant-agriculturejob.hatenablog.com

 

過去問を解く際の注意点や国家一般職の合格ボーダーなどはこちらを参考にしてみてください。

 

また、地方上級に関しては過去問が入手できないので、予備校の模試を受けることをお勧めします。

 

志望先の分析

計画を立てるに当たって、過去問や模試を解く以外にも志望先の出題傾向の分析がかなり重要になります。

 

国家一般職(教養科目)

科目 出題数
現代文
英文
判断推理
数的推理
資料解釈
時事
法律
政治
経済
物理
化学
生物
日本史
世界史
地理
思想
合計 40

 

 

地方上級(教養科目)

科目 全国型 関東型 中部・北陸型
政治
法律
経済
社会・社会事情
日本史
世界史
地理
思想
数学
物理
化学
生物
地学
現代文
古文
英文
判断推理
数的推理
資料解釈
合計 50 50 50

 

専門科目(農学)

科目 国家一般職 地方上級
栽培学汎論
作物学
園芸学
育種遺伝学
植物病理学
昆虫学
土壌肥料学・植物生理学
畜産学
農業経済学
合計 40 40

 

こちらが国家一般職と地方上級の出題数になっています。ここ数年はこのような傾向になっています。

 

過去問や模試を解いたら、科目ごとに何点取れたか、受験日まで何日あるのか、科目ごとにあと何点ずつ上げれば合格できるのか、なんの科目を優先的に勉強すべきかを分析してみてください。

 

 

 

<教養科目>

出題合計は違いますがどちらも一般知能の比重は高めです。国家一般職に関しては、一般知識より2倍近くも高いです。その一方で、一般知識は1点のものが多いのが特徴です。

地方上級の場合、社会科学(法律・政治・経済・社会)の点数が10点近くを占めます。行政事務は専門科目で法律や政治を勉強するので、社会科学を勉強しなくても取れるのですが、農学などの技術職は、専門科目では触れない分野なので、しっかりと勉強しておく必要があります。

 

<専門科目>

国家一般職では、栽培学汎論・作物学・園芸学の3科目だけで21点も占めます。この3科目プラス2科目を完璧にすれば、余裕で合格圏内なのですが、そういう考えはしないほうがいいです。自分の受ける年に自分の得意な科目が難しくなることもあり得るからです。なので、各科目それぞれで7割を目指し、得意科目で苦手科目の穴埋めをするほうが堅実です。

地方上級は、畜産学・農業経済学以外の比重が高いので、農学全体を固めておく必要があります。また、地方上級の場合、問題文が短く、専門用語の意味を知ってないと解けないような問題が多いです。一方で、国家一般職は問題文が長く、問題文の何箇所かが誤っている場合が多いです。また、過去問と同じような問題文が出ることが多いです。

実際に5年分くらい解いてみると過去問の重要性がわかると思います。

 

実際に勉強計画を立てる

自分の学力や何に力を入れるべきか分析したら、大雑把でいいので、本命の試験日1ヶ月前までになんの教材をいつまでにマスターしておくべきか考えてみてください。

 

ex)数的推理

カンガルー本(12月)→クイックマスター(4月)→過去問500(5月)

 のように大雑把でいいので各科目ごとに考えてみてください。

 

「本命の試験日1ヶ月前までに」と書いたのは1ヶ月間は総復習の期間に当てるためです。

 

 

月間の計画を立てる。

今度はある程度具体的にする必要があります。8月31日までに、問題集を1周とか第3章まで進めるとかです。ここでの注意点は絶対にクリアできる計画より、少しきつめに設定するのがいいと思います。例えば、絶対に30問はクリアできるとしたら32問に設定することです。あまり無理し過ぎてしまうと、計画を超えられなかった時にやる気を失ってしまいます。

 

週間計画を立てる

週間計画を月間よりも具体的に計画してください。月間の計画通りになるように1週間で何問こなさなければいけないのかを計画してください。

 

一日の計画を立てる

ここまできたら1週間の計画を超えるために一日にどれだけの分量をこなさなければいけないのかを考えるだけです。

学校などで日によって忙しさの度合いが違うと思います。なので7日間のうちの一日を予備日にして、6日間のうちでこなせなかった分のツケを返済するようにして、返済し終わったら、自由に使える時間にするのがいいと思います。仮に6日間でツケがたまらなかったら、予備日は一日オフでいいと思います。思いっきり遊んで切り替えしてください。

 

スケジュール

学校のある日、休日などに分けて、一日に勉強に使える時間を考えておくといいと思います。一日6時間寝て、朝昼晩のご飯で3時間使ったとしても15時間も残っています。暇な日だったら、12時間は勉強に使えます。なので、移動時間などを含めて、一日当たり何時間勉強に使えるか、学校のある日、ない日で割り出してみてください。割り出したら、学校の時間割のように勉強の計画をするといいと思います。この時間割を試行錯誤していくことで自分にとって最も効率の良い時間割に仕上がっていき、要領よくなります。

 

無理は禁物で長くても90分に一回は10分ほどの休憩を取るようにしてください。また、一番頭の活発な朝の時間帯に一般知能系を入れて、頭が疲れた時や夜の時間帯に暗記系の物を計画に入れると効果的です。就寝の1時間前は、その日の復習や英単語、用語暗記などにあてて、起床後に就寝前に勉強したことをもう一度復習すると、びっくりするぐらい覚えられます。

 

オススメのスケジュール帳

計画を何かに書くと思うのですが、オススメのスケジュール帳があります。

ふりかえり力向上手帳 フォーサイト

ふりかえり力向上手帳 フォーサイト

 
合格手帳 2017

合格手帳 2017

 
ゴールから発想する合格手帳 空

ゴールから発想する合格手帳 空

 

 こちらの3冊が使いやすいと思います。実際に見比べてみて、自分に合うものを使ってみてください。

 

私はこれらの手帳以外にコピー用紙に細かい勉強計画を書いていました。また、Studyplusというアプリを使い、勉強を記録して、モチベーションの維持や計画の修正に役立てていました。このアプリを通じて、勉強仲間を作ることもできるので非常にオススメです。

 

それでは勉強頑張ってください!!